はりきゅう和彙(わい)の意味

はりきゅう和彙の意味についてです。
「はりきゅう」は鍼灸から取りました。
鍼灸という漢字よりも、平仮名で表したほうが、より柔らかいイメージがあること。
僕の鍼治療が優しい鍼をメインとして行なっているからです。

和彙(わい)についてですが、以下のような理由でつけました。

目次

①「和」について

「やわらぐ、なごむ」という意味だけでなく、

「整う、健康なさま、調和する」といった意味でも使われます。(漢辞海:和について)

また、「和を以て尊しと為す」という言葉は

互いを尊重し、協力することが重要である」という意味を含みますが、これは施術者側と受け手である患者さん達との間柄でも言えることです。

施術者側だけの意見も患者側だけの意見を尊重するのではなく、両者納得の上で進めていかないと何処かで齟齬が生まれます。

要は「術者と患者との気の調和」です。

鍼灸治療も、ただ症状を消すのを目的とするのではなく、あくまで、その人本来の「気の流れを整える事」で健康になっていく医学です。

以上の点から鍼灸を行っていくことで、皆様が健康を取り戻し、より良い状態になっていく事を願って「和」使いました。

②「彙(い)」について

これは語彙力の彙ですが、これは「集める」という意味があります。
また、鍼灸には補瀉という手技があって治療の根幹の1つですが、補は足りない気(エネルギー)を補い、瀉は過剰な気(エネルギー)を放出する事です。
どちらの手技も気を集める点では同じとの考えから、この文字を使いました。

他には「彙」はハリネズミ🦔という意味も持っています。
ハリネズミ自体も物をかき集める習性があるみたいですし、「ハリ」を持っているので良いなぁと思いました。
最近は仕事や人間関係でも疲れてる人が多く、癒しを求めている人も多くいます。

当院のマスコットキャラクターとしてハリネズミ🦔を採用しようと思い、この文字に決めました。

最後に和彙(わい)はアルファベットのYとして読むと僕の矢野という姓のイニシャルにもなるので、歳を重ねた時に矢野先生だけでなく、Y先生とも読んでもらえたらそれも嬉しいなぁと思って最終的に和彙(わい)としました。(ダジャレっぽいですが笑)

色々こじつけた感じもありますが、
将来は鍼灸を目指すきっかけとなった憧れの先生から、先代院長の杉山先生他、名人クラスの先生達から学んだ鍼灸や気功・太極拳の良さを広めること。

また、自分の理想とする治療家像を体現する。

同じように鍼灸を目指す人達の道標となるような本を出したいと考えています。

今後とも精進し続けていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

はりきゅう和彙
院長:矢野 貴大

目次