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夏場こそ生姜をとる。正しい生姜の使い方
よく冬の季節になると、冷え性対策などで生姜をすすめられますよね?
実は冷え性の原因は夏にあったりします。
生姜は言わずもがな、身体を温かくしてくれる心強い味方です。
しかしながら、生姜の正しい使い方を知っている方はあまり多くありません。
なので今回は生姜の正しい使い方をお伝えしますね。
東洋医学では人の身体は自然に則っています。
朝日が昇ると共に、人の陰陽の気、とりわけ陽の気が外に出てきて僕たちの体表を温かくして目が覚めます。
西洋医学的に言えば、副交感神経から交感神経へと朝になると切り替わることです。
この陽の気は、実は夏場に強く身体の表面に出てくるので、気候による暑さ以上に、僕らは暑く感じます。
例えとしては、夏場にはお風呂の温度が40℃でも熱く感じるのに、
冬場になると41~42℃の湯船に浸かってもあまり熱くないですよね?
これは夏場に体表を温かくする陽の気が冬場よりも体表に強く出るためです。
冬は陰の季節になるので、陽の気が身体の内側に潜ります。
ここまでで何が言いたいかというと、
夏場には体表面が温かい分、
内蔵が冷えやすい季節ということです。
ただ、体感では外の気温もあり、暑いので、ついつい冷たい飲食になりがちです。
ビールとかアイスとか本当に美味しい季節ですからね。
このようなこともあり、夏場に知らず知らずのうちに内蔵を冷やしてしまい、夏バテや冬場の冷え性になりやすくなっています。
そんな時に生姜が助けてくれます‼
生姜の使い方
①まず生姜は夏場に良い。また、摂る時間も出来れば午前9時~午後3時(9~15時)がオススメです‼
理由は一日の中にも季節に応じた時間があり、
午前3時~午前9時は春の時間
午前9時~午後3時は夏の時間
午後3時~午後9時は秋の時間
午後9時~午前3時は冬の時間
だからです。
季節だけでなく、一日の中でも夏に相当する時間を選ぶ事で、より生姜の効果を上げることができます。
②簡単なのは、白湯にスライスした生姜を3~5枚ほど入れ、5分おいてから飲むと生姜のエキスが浸透するので良いです。そのまま生姜を食べられれば尚良いです。
1.白湯180~200ml(コップ一杯分)
2.生姜スライス3~5枚(500円玉くらいのサイズがオススメ)
3.生姜スライスを白湯に入れ5分ほどおいてから飲む
③生姜を使用する際の注意点
夜に食べると寝つきが悪くなるので、午後3時以降はやめたほうが良いです。
食べたい時にはお魚料理を!
カツオのたたきや煮付けなどで食べてください。
魚は水族で冷やす作用があるので、生姜の温かくする作用と中和します。